こんにちは、アシストエンジニアの宮川です。皆さん、令和もすっかり慣れましたでしょうか?エクセルとかで令和がR1.と出ると少しびっくりしますよね?
令和騒動と言えば、平成最後と令和最初の御朱印騒動でしょうか。この騒動は、大きく二つ問題がありますよね。一つは、折角の御朱印をネットで転売する不届き物が居るという事。これは、罰が当たる行為ですから、罰が当たるのを見守りたいと思います。もう一つは、御朱印をめぐって暴言などの問題で、もう御朱印を書かないと宣言するところが出て来てしまったという事でしょうか。折角の御朱印をいただけるのに自分がお客様気取りで対応が遅い・効率が悪いなどと暴言を吐いた結果、本当にありがたくいただく方々にご迷惑を掛けている輩が多いという事です。
そもそも、暴言を吐いている輩は、二つの勘違いをしていることに全く気付いていません。勘違いの一つ目は、自分がお客様だと思っていることです。このことについては、この独り言を読んでいただいている様な方々ならもう既にお気づきですよね?そう、御朱印は、買うものではありません。よって、お客様気取りは、あり得ないのです。お金は確かにお渡ししますが、これは初穂料として感謝の気持ちの代わりです。よって、本来の意味のお客にはなり得ません。次に勘違いの二つ目ですが、これはお客様は神様だと思い込んでいるという事です。このお客様は神様だという意味の由来は、三波春夫さん(何人が知っているのかは、分かりません。ちなみに息子は、三波豊和さん)がコンサートで自分のコンサートを見に来ているお客様へ向かって言ったことが由来とされています。しかし、この意味は、お客様=神様ではありません。彼は、常々お客様は神の様にコンサートの出来をお見通しだと言っていたようです。要は、自分が手を抜いたり二日酔いや体調不良で声の調子が悪い時には、お客様の反応も悪く、コンサートの盛り上がりに欠けるという状況になり、お客様が神の様に全てをお見通しだという事を自分への教訓として、自分のコンサートで言っていたことが独り歩きをし、お客様=神様だから何を言っても何をしてもいいという様にとらえている人が多くなってしまったようです。既に三波春夫さんはお亡くなりになられていますが、今のこの状況を聞いて悔やんでいるのではないかと思います。正しく説明しておけば、良かったと。
この内容は、私がPTC時代にも販売店様向けに一度書いている独り言です。今回、あまりにもひどい状況になったお客様=神様 状態に一石を投じたく再度この独り言の内容としました。この内容は、二回目だと思われた方は、ごめんなさい。でも、今この令和で日本人の気質を見つめなおしてもいいのかと思います。
㈱アシストエンジニア 宮川